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SMS決済導入の事例を紹介|決済以外で想定される活用例も解説

自社で新たにSMS決済を導入しようと考えた際、事業者の立場から気になる問題の一つとして「SMS決済を自社ビジネスに活用する具体的な方法が分からない」という悩みがよく聞かれます。一口にSMS決済といっても、各社で提供できるサービスが異なるため、具体的な利用方法や効果などを知っておいた方が安心して契約できます。

 

また、すでにSMS決済を導入して一定の成果をあげている企業の状況について、詳しく知りたいと考える方も多いはずです。この記事では、SMS決済の導入事例や、決済以外で想定される活用例などについて解説します。




【目次】

1.SMS決済導入の主な事例

  ネット通販

  月会費・サブスク料金徴収


2.SMS決済導入で大きな効果が期待できる事例

  コンビニ決済の改善

  口座振替登録

  決済方法の登録効率向上


3.SMS決済以外で想定されるSMSの活用法


4.利用価値の高いSMS決済サービスを選ぶには


5.まとめ




1.SMS決済導入の主な事例


SMS決済は、基本的に「決済用URLをショートメッセージによって送信する」仕組みとなっています。また、実際に導入される目的(事例)としては、次のようなものがよく知られています。

 

ネット通販

オンラインでの買い物は、サイト上の様々なページを介して手続きが進んでいくため、ユーザーによっては“カートに商品を追加したまま離脱(カゴ落ち)”してしまうことがあります。SMS決済を導入することでこういった顧客への通知がしやすくなり、決済自体を確実に進めるための案内としても効果が期待でき、キャンペーン情報の通知や督促にも便利です。


 月会費・サブスク料金徴収

塾やオンラインサロンなど、月会費やサブスク料金が発生する業種の場合、SMS決済の導入によって店頭で現金等の徴収が不要になります。集金活動に関しても、SMSで連絡をする形になるため、人力での対応を省くことにつながります。



2.SMS決済導入で大きな効果が期待できる事例


SMS決済を導入すると、先にご紹介したケースのほか、次のような導入例でも大きな効果が期待できます。


コンビニ決済の改善

SMS決済サービスの中にはコンビニ決済機能が利用できるものがあり、決済機能は大きく次の3種類に分かれます。


 ●払込票で支払ってもらうケース(払込票方式)

 ●払込用番号を使用するケース(払込番号発番方式)

 ●電子バーコードを発行するケース(電子バーコード方式)


 払込票の場合、未着や顧客による紛失が多発するリスクが一定数存在しています。しかし、SMS決済を採用して払込用番号発番方式、または電子バーコード発行に切り替えることで、再対応の減少・業務効率化につながった事例は数多く存在しています。


口座振替登録

自社で顧客の口座振替化を推進するにあたり、口座振替用紙の不備は企業・顧客ともに面倒なものの一つに数えられます。SMS決済サービスを使うことによって、Web口座振替を開発費用ゼロで導入したり、自社システムと連携したりすることが可能になるため、郵便に比べて開封率の向上が期待できます。


決済方法の登録効率向上

決済方法について、自社のWebサイトから口座振替・クレジットカードの登録を進める場合、サイトのレイアウト・構造自体が登録にとって障害になることが考えられます。この点につき、SMS決済サービスを利用することで、開封率がほぼ100%になった事例もあります。



3.SMS決済以外で想定されるSMSの活用法


SMSを利用したサービス(ソリューション)は、決済面での利便性を高める以外にも、次のような使い方ができます。 

使い方

具体例

意思確認

●督促時に利用することで、電話をかけるよりも効率的にコンタクトをとることが可能

●不正利用検知における本人確認にも利用できる

求人案内

eメール等でコンタクトが取れなかった対象者などに、スムーズに連絡を入れたい場面で役立つ

イベント予約

ログイン不要で会員からイベント参加予約を取得するのに役立ち、CV率※アップにも貢献

予約確認

宿泊業・飲食業など予約客の管理が必要な業種において、予約客へのリマインドや当日キャンセル防止に活用

契約更新手続

保険失効など、契約期限が迫る顧客に連絡を入れることができ、郵送に比べて到着確認等のステータス管理もしやすい

※CV率:「Conversion Rate」の略で、訪問者が特定の行動(例:購入、登録、イベント予約等)に至る割合を指します。


近年では、内容証明郵便に代わる新たな通知手段として、SMSが注目されています。具体的には、債権譲渡通知に関わる発送・確認業務がデジタル化することにより、コストダウンにもつながります。


ただし、すべてのSMS決済事業者が対応できるわけではなく、経済産業省および法務省から「債権譲渡の通知等に関する特例に係る新事業」として認定を受けたサービスにのみ認められています。多方面でSMSを利活用することを想定している場合は、あらゆる可能性を想定して適切なサービスを選ぶことをおすすめします。



4.利用価値の高いSMS決済サービスを選ぶには


自社にとって利用価値の高いSMS決済サービスを選ぶ際は、ビジネスの発展につながるものを選ぶことが大切です。料金等のスムーズな回収だけでなく、関連書類送付や電話対応の負担軽減といった観点から応用できる、次のような機能を有するサービスを選ぶことをおすすめします。


・アンケート対応可(双方向コミュニケーション/アンケート収集)

・多文字対応(リンク先ページにて“10,830”文字まで記載できる)

・PDF送信・保存(重要書類等の送信が可能)

・トラッキング機能(送信日時・結果記録の確認が可能)

・API対応(既存システムとの連携) など


NTTタウンページの「SMSソリューション」なら、NTTグループが電話事業で培ってきたノウハウを最大限に生かし、決済機能に加えて書類送付業務・架電業務のDX化が実現できます。多様な課題を一度で解決へ導くため、SMSの活用が必要と感じている企業担当者さまは、ぜひSMSソリューションをご検討ください。

 



5.まとめ


SMS決済が活用される主な例としては、ネット通販や月会費等の徴収などがあげられ、顧客への効率的な商品訴求・人力での対応削減に効果的です。コンビニ決済・口座振替登録機能などを備えたサービスを利用することで、再対応減少・開封率向上などにつながったケースも少なくありません。


多様な機能を備えたサービスを選べば、決済面以外でも、督促やキャンペーン・予約客へのリマインドなど幅広い対応が可能になります。どのようなサービスを選ぶべきかお悩みの方は、まずはお気軽に弊社・NTTタウンページまでお問合せください。


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2024年3月執筆



 





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