top of page
  • 執筆者の写真NTTタウンページ

SMSの決済連携とは|決済の仕組みやユーザーのメリットを解説

人々の暮らしや価値観は、時代の変化とともに多様化を続けており、それに応じて技術も進化しています。欲しいものは実店舗だけでなくWeb上で購入できるようになり、顧客はクレジットカード・電子マネーなどさまざまな支払方法を選べるようになりました。

 

ECサイト展開などを控えている企業・店舗の中には、顧客の利便性向上を狙い、オンラインでの決済手段をSMS決済にしようと考えているところもあります。この記事では、SMSの決済連携機能について、仕組みやユーザー側のメリットに触れつつ解説します。




【目次】

1.SMS決済連携機能の仕組み

2.SMS決済連携機能でできること

クレジットカード

モバイル決済

コンビニ払い

3.SMS決済連携機能を導入するメリット

様々な属性の顧客を取り込める

ユーザー本人に向けて送信が可能

決済手続きの簡略化につながる

4.もっとSMSをビジネスに活用するために

5.まとめ

 


1.SMS決済連携機能の仕組み


SMS決済連携機能とは、SMSによって顧客に決済用ページのURLリンクを貼り、リンク先ページで顧客が支払手続きを完了できる機能のことをいいます。SMS決済連携機能を利用することで、請求書を郵送することなく、顧客の携帯電話を介して請求通知を届けることが可能になります。

 

顧客の携帯電話番号を利用して送るSMSは、到達率がメール等に比べて高い傾向にあることから、顧客がお知らせを見逃すリスクも少ないため安心できる方法の一つです。詳細は後述しますが、複数の決済手段を選べるのも、SMS決済連携機能のメリットです。

 

 



2.SMS決済連携機能でできること


SMS決済連携機能を導入すると、オンライン決済の幅が広がります。利用するSMS決済サービスの種類にもよりますが、例えば次のような決済手段が利用できるようになります。

 

クレジットカード

クレジットカード決済は、オンライン決済の中で最も利用されているものの一つです。国内のほか、海外でも決済方法として広く認知されています。

 

SMS決済連携機能を導入することで、ポイント・マイルなどを貯めているクレジットカードユーザーに対しても、自社の商品購入を検討してもらえるでしょう。また、クレジットカードなら分割払いもできるため、高額商品を取り扱っている場合にも有効です。

 

モバイル決済

モバイル決済は、スマートフォン・タブレットなどの端末を使って決済する方法です。一般的には、クレジットカード・電子マネーなどの情報をあらかじめスマートフォンに登録して使用します。

 

一口にモバイル決済といってもさまざまなサービスがあるので、決済手段が多いサービスを探している人にとっては魅力的です。ただし、SMS決済連携機能を選ぶ際は、サービス全体の利便性を考慮した上で選ぶことをおすすめします。

 

コンビニ払い

コンビニ払いとは、ECサイト等で購入した商品の代金につき、コンビニエンスストアで支払う方法のことをいいます。大きく分けて、次の2種類の方法があります。

 

●ペーパーレス方式(前払い)

●払込票方式(後払い)

 

ペーパーレス決済は前払い方式で、コンビニに設置されている端末に必要情報を入力し、発行される受付番号を利用して支払います。これに対して払込票方式は後払い方式で、ユーザーは商品購入後に自分宛に届いた払込票を使って料金を支払います。

 

いずれの方法を選ぶ場合であっても、コンビニ決済は24時間365日利用できるため、老若男女問わず利用しやすい決済方法です。SMS決済連携機能を選ぶにあたっては、無視できない決済方式の一つといえるでしょう。

 



3.SMS決済連携機能を導入するメリット 


SMS決済連携機能を導入すると、事業者にはさまざまなメリットがあります。以下のメリットに魅力を感じた方は、各種サービスのリサーチ・相見積もりをとることをおすすめします。

 

さまざまな属性の顧客を取り込める

決済方法が豊富なSMS決済連携機能を導入することによって、例えばクレジットカードを持っていない・使わない顧客に対しても、自社の商品やサービスをアピールできます。特にコンビニ払いは、前払いと後払いが選べるようになっていると、顧客の選択肢が増える分だけ有利に働くことが予想されます。

 

ユーザー本人に向けて送信が可能

携帯電話番号を送信先とするSMS決済は、その番号に該当する携帯電話を持つユーザーに情報が届くため、郵便物などと違いユーザー本人に向けて送信しやすいのが特徴です。ユーザーのクレジットカード等を使って第三者が購入したものを決済する、いわゆる「なりすまし」防止の観点からも、セキュリティ対策が充実したSMS決済連携機能を導入することは重要です。

 

決済手続きの簡略化につながる

SMS決済連携機能で用いる決済用ページは、一度フォーマットを作成しておけば、基本的に同じページをユーザーに添付すれば作業が事足ります。修正しなければならない部分が生じた場合でも、対応が比較的楽にできます。

 

また、SMS送信の流れを自動化することで、その分人件費の削減・業務効率化にもつながります。総じて決済手続きを簡略化できることから、少数精鋭の企業は有効に活用したいところです。



4.もっとSMSをビジネスに活用するために


SMS決済連携機能は、顧客に対してさまざまな決済手段を提案できるメリットがあります。しかし、せっかくSMSをビジネスに活用するなら、「幅広い活用」が可能なサービスを取り入れた方が、業務効率化を促進できます。

 

NTTタウンページのSMSソリューションは、決済連携以外に次のような便利な機能を備えています。

 

●双方向コミュニケーション・アンケート収集

●多文字対応(リンク先ページ最大10,830文字)

●本人認証による誤送信防止

●重要書類等のPDF送信・保存

●リアルタイムな入金確認

 

このほかにもさまざまなメリットがあるため、SMS決済連携機能の導入を検討されている方は、ぜひ一度ご検討ください。




5.まとめ


SMS決済連携機能を利用することで、書面で請求通知を郵送することがなくなるため、顧客の見逃しや無視のリスクを減らすことができます。オンライン決済の手段も増えるため、より多くの顧客に対して自社製品・サービスのアピールをすることが可能になります。

 

決済時に利用する決済用ページは、一度フォーマットを作成しておくと作業を簡略化できます。また、多機能なSMS決済サービスを選ぶことでSMSの幅広い活用が見込めるため、各種サービスを見極める際は決済連携機能以外の部分にも目を向けるようにしましょう。


サービス詳細、活用方法など、 貴社に合わせたご提案をさせていただきます。 導入に関しての疑問などもお気軽にお問合せください。


お問合せはこちら



2024年1月執筆


 





bottom of page